幸せになれる結婚相手の選び方を教えてください。
藤村高志
幸せな結婚をするために、絶対に知ってほしい結婚相手の選び方5つのチェックポイントをお伝えします。
うまくいかない結婚相手の選び方
「本当にこの人と結婚していいのかな・・・」
結婚前の独身女性の悩みで多いのは、
- 経済面の不安
- 結婚したいほど好きな相手か
- 相手の家族(人柄・家柄)
結婚した女性が相手選びで妥協したところは、
- 容姿
- 収入
- 性格
女性雑誌のアンケート調査で明らかになっています。
一般的に言われている良い結婚相手の条件や、親、親戚、友達からの助言をもとに、
- 経済力
- 職業
- 容姿
- 家庭環境
などを、結婚相手の条件にしている人もいるかもしれません。
真剣に考えるからこそ、いろいろな情報を集めて、良い結婚相手を見つけたいと思うことは当然です。
しかし、上記の条件で結婚相手を選んではいけません。
後で必ず後悔することになります。
離婚を考える2大原因は?
離婚を考えている女性の悩みの第1位は、
「気持ちをわかってくれない」です。
僕は全肯定®心理カウンセラーとして、過去12年間で累計1万人の方々のご相談にのってきました。
その中でも、夫婦の問題、離婚の悩みを抱えている方のご相談はとても多いです。
悩みの原因は、経済力でも、職業でも、容姿でも、家庭環境でもありません。
既婚女性が夫婦関係で悩む原因の多くは、
- 気持ちをわかってくれない
- 話を聞いてくれない
- 話し合いができない
- 寂しい
夫婦間のコミュニケーションがうまくいかずに悩んでいます。
次に、離婚を考えている女性の悩みで多いのは、「パートナーが嫌なことから逃げる」ということです。
逃げ癖のある人は、
- 仕事が続かない
- 仕事をしない
- アルコールに逃げる
- 浮気(女性に逃げる)
- 借金
という問題を起こします。
幸せになれる結婚相手!5つのチェックポイント
結婚後もうまくいくパートナーシップを築くには、結婚前に相手のことをわかっておくことが必要です。
幸せになれる結婚相手なのかどうかを判断するための5つのチェックポイントを紹介します。
気持ちを受け止めてくれる、わかろうとしてくれる
女性は感情の生き物です。
-
- 気持ちをわかってくれる
- 気持ちを受け止めてくれる
ことで、心から安心できます。
自分の気持ちをわかってもらえないと、相手を信頼できません。
はじめにお伝えした通り、女性が離婚を考える原因の第1位は、
気持ちをわかってくれないです。
-
- 話を聞いてくれるかどうか
- 気持ちをわかろうとしてくれるかどうか
- 一方的に自分の意見やアドバイスを押し付けてこないか
しっかりと話し合いができる
人はそれぞれ価値観や考え方が違うのは当然のこと。
重要なのは、お互いの価値観や考え方の違いを認めた上で、そのギャップをしっかりと話し合いで埋めていくことです。
話し合おうとしても、
-
- 聞く耳をもたず、一方的に意見を押し付ける
- こちらの意見は受け入れず、いつも自分の意見を通そうとする
- 自分が正しいと譲らない
- 不機嫌になって怒ったり、泣いたりして話し合いにならない
もし、話し合いのできない人と結婚したら、後々本当に困ることになります。
「結婚すれば変わってくれるだろう」は、絶対にありません。
結婚前に、しっかりと話し合いができる人なのかどうかを見極めておく必要があります。
パートナーが嫌なことから逃げない
何か嫌なことがあるとすぐに逃げてしまう癖のある人は、何事も最後まで成し遂げることができません。
すぐに諦めたり、投げ出したりしてしまう傾向が強いです。
そういう人と結婚してしまうと、逃げた後の尻拭いを自分がすることになったり、問題に巻き込まれたりしてしまう危険性があります。
女性問題、アルコール、ギャンブル、借金・・・
巻き込まれて苦労する女性のご相談に、今までたくさんのってきました。
逃げ癖がある人は避けた方がいいです。
うまくいかないことがあっても、逃げずにしっかりと向き合う人と選ぶことが大切です。
自然体でいられる
本来、家が一番安らぐ場所、自然体でいられる場所です。
外で一生懸命がんばって働いた後、家では心と身体もリラックスして休む。
明日への活力を養って、また翌日元気に外で働く。
家には、そういう役割があります。
結婚前に、自然体でありのままの自分を見せることが大切です。
- 相手が自然体の自分を受け入れてくれるか
- 相手も自分も心地よく過ごせるか
- 穏やかな関係を築けるか
しっかりと確認しておきましょう。
- パートナーに気を遣ってしまう
- 夫に「やってあげなきゃ」と過剰なサービスをしてしまう
- 家族に怒られないようにちゃんとしなければいけない
もしも、家が自然体でいられない場所だったら・・・
- 外にも家にも、自分が安らげる居場所がない
- いつも緊張していて、リラックスできる場所がない
結婚当初は、相手にいい所を見せたくてがんばれたとしても、何年か経過すると必ず疲れて嫌になってしまいます。
もし、「いいところを見せたい。好かれたい」とがんばっている自分を相手が好きになったとしたら、結婚後もがんばり続けなければいけなくなります。
理想のライフスタイルが合致している
結婚前に、理想のライフスタイルについて話し合うことをおすすめします。
例えば、お付き合いをしている時は、パートナーの「仕事ができる」ところに惹かれたかもしれません。
素晴らしいことです。
ただ、「仕事ができる人」=「仕事人間」です。
もし、結婚後の自分の理想のライフスタイルが、
-
- 週末は夫婦でいろんな所に出かけたい
- 家族揃ってゆっくり休日を過ごしたい
- 家族と一緒に過ごすことを大事にしたい
と思っているなら・・・
「仕事人間」のパートナーは
- 平日夜遅くまで帰ってこない
- 休日出勤が当たり前で、当然ワンオペ
- 家族より、仕事や仕事仲間を優先しがち
これでは、自分の思い描く理想のライフスタイルは絶対に送れません。
相手への不満やストレスが溜まっていくばかりです。
例えば、住む場所について、
- 都会のタワーマンションで暮らしたい
- 田舎で自然を感じながら暮らしたい
- 将来は海外移住したい
子供について、
- 子供はもうけず、夫婦2人の生活を楽しみたい
- できれば子供をたくさん産んで、にぎやかに過ごしたい
時間の過ごし方について、
- 週末は一緒に過ごして、多くの時間を共有したい
- 休日はお互いの趣味を優先して、それぞれ友人との時間を大切にしたい
ライフスタイルに大きく関わるところは、お互いの考えを確認しておきましょう。
大きなズレがあると、結婚後にどうしても相容れない事態になってしまいます。
お互いにストレスを感じ、夫婦関係がうまくいかない原因になります。
細かい違いについては話し合いで修正できます。
しかし、根本的な違いはどうすることもできません。
終わりに
幸せになれる結婚相手の条件は、経済力でも、職業でも、容姿でも、家庭環境でもありません。
5つのチェックポイントは、
- 気持ちを受け止めてくれる、わかろうとしてくれる
- しっかりと話し合いができる
- パートナーが嫌なことから逃げない
- 自然体でいられる
- 理想のライフスタイルが合致している
あなたが、自分にピッタリ合う結婚相手を選び、幸せな結婚生活を送っていけることを心から願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
たかぢんさん
今日の内容は、ぜひぜひぜひぜひ、結婚前の女性に読んでほしいです。
そして、ウン十年前の自分に読ませたいです。
わたしは、結婚相手を容姿と年齢差で決めてしまいました。
容姿は、なんとメガネをかけていることが気に入って、年齢差は7歳上の相手だったから。
これは、今思うと、「父と母の関係」を見て、母をいつも「羨ましいな~」と思っていたので、
無意識に、父と同様メガネをかけている人、そして両親と同じ7歳差の相手を選んだのだと思います。
うちは母が困った人で、父の名義の書類や家の権利書まで持ち出していろんなところや人からお金を借り、
自分の好きなもの、高価な食べ物や宝石や和服や高級化粧品など買ってしまう人でした。
わたしの初めてのバイト代も、知らないうちに勝手にとって使ってしまう人でした。
今も、二か月分の年金を、一か月以内に使いきってしまう生活をしています。
でも、そんな母を、生前の父はいつも許して、しりぬぐいをしていました。
子どもの前では、母を責めることもまったくありませんでした。
逆に、母からはわたしがまだ幼いころから、父への不満をー安月給、痩せすぎていて気持ち悪い、食べ方が汚くて育ちが悪い、
自分以外の人間にも優しいことが気に入らないーなどなど、ずっと愚痴や文句を聞かされていました。
父に対しても気分屋で、機嫌がわるいとイライラをそのままぶつけたり、すねて嫌みをちくちく言ったり、
不満を言いつのって父を困らせたりしていました。
黙って聞いていたけれど、内心は、父がかわいそうでたまらず、自分まで父に負担をかけてはいけないと、子ども心にも遠慮してきました。
そして、わたし自身は、母のような浪費をしたり、愚痴や嫌みを言ったりしなければ、結婚生活はうまくいく、
幸せになれるはずと思いこんでいました。
ですが、メガネと年齢差は同じでも、結婚した相手は父とはまったく違う性格でした。
この年齢になってやっと気づいたことは、「夫とは話し合えない」「夫はわたしの気持ちに関心がない」
ということです。
子どもの問題も、すべてを、私と私の母親の責任にし、ある時は「本当に俺の子か? 産院で取り違えられたんじゃないか」
とまで言いました・・・。
最近になって、むしろ、夫は、父ではなく、性格的にはわたしの母に似ていることに気づきました。
一方的に自分の言いたいことを話すだけ(わたしに対してだけかもしれませんが)、面倒や後始末を丸投げしてくる、
ふたりとも際限のない努力をわたしに押し付けてくるところが、似ているなぁと・・・。
ずっと、父にすごく可愛がられていた妹が羨ましくて、好き勝手をしても父に寛大に許されて優しくされていた母が羨ましくて、
父と同じように年上でメガネをかけている人と結婚しましたが・・・
外側だけ見て、自分の理想を勝手にあてはめて、相手の中身や人柄を全然見ていませんでした。
自分の気持ちを伝えるよりも、相手に「気に入られるように」「機嫌よくいてもらえるように」ふるまってきました。
そして今は、ものすごく「寂しい」思いで生活しています。
寝ているときにも、夫から怒鳴られたり蹴とばされたりする夢を見ます。
「気持ちを言える」「それが相手に通じる」「話し合っていい関係を作っていける」ことは、本当に、結婚生活に何よりも大事なことだと思います。
長文になってしまい、すみません。
大丈夫。(^O^)
いまからでも必ず幸せになれます。
なぜなら、
いままでずっとがんばって生きてきたのだから。
がんばるベクトルを少し変えるだけで
かならず、幸せになれます。
キーワードは、
“これからは、自分を幸せにするためにがんばる”です。