好きなことをして充実した人生を送りたいのですが、
何が好きなのか、自分がどうなりたいのかもわかりません。
藤村高志
ある共通点があります。
充実した人生を送れるようになりますか?
これらの原因を知ることで、自然に好きなことややりたいことがわかるようになりますよ。
まずはこちらの動画をご覧ください。
好きなことがわからない5つの原因のすべてを約12分半の動画で完全解説しています。
好きなことがわからない5つの原因
- 好きなことがわからない
- やりたいことがわからない
- これから先、何をどうしていけばいいのかわからない
日常生活も、人間関係も、仕事も、
- 「なんか違う!」
- 「こんなはずじゃない!」
それはわかるけど、「これだ!」と思えることが見つからない…。
このようなご相談をよくいただきます。
好きなことを見つけようとする前に、まずは「なぜ、好きなことがわからなくなるのか?」その原因を知ることが大切です。
感受性が鈍くなっている
常日頃から、自分の気持ちを抑えて我慢ばかりしていると、感受性が鈍くなります。
一言で言うと、“快・不快”に鈍感になっているということです。
- 嬉しいことがあって喜ばない
- 嫌なことがあっても怒らない
- 悲しいことがあっても泣かない
そうやって自分の気持ちを抑え、我慢し続けた結果、感じなくなってしまうのです。
過去の出来事を思い出してみてください。
覚えていることは、すべて「心が震えたこと」のはずです。
- 嫌だったこと、泣いたこと、悔しかったこと、腹が立ったこと、大きく傷ついたこと
- 楽しかったこと、嬉しかったこと、感動したこと
心が震えたからこそ、記憶として今でも覚えているのです。
記憶は、心と体で覚えているということです。
もしかしたら、「過去の記憶がほとんどない」という人がいるかもしれません。
それは、子供の頃からずっと、
- 我慢するしかなかった
- 自分の気持ちを抑えるしかなかった
そんな環境にいたからこそ、いつの間にか自分の気持ちがわからなくなってしまったのです。
- 何も感じない
- 何もわからない
- 何も記憶に残らない
「何もなかったこと」になってしまうのです。
心が震えていないので、過去も、今も、未来も何もないような気がする…。
それでは、好きなことややりたいことがわからなくて当然です。
だからこそ、これからは、
- 泣きたい時は泣く
- 悲しい時は悲しむ
- 腹が立ったら怒る
- 嬉しい時には喜ぶ
自分の気持ちを抑えずにいると、心が震える感動の人生になります。
そうすれば、自然に好きなことややりたいことがわかるようになります。
何事も“いい・悪い”で判断する
人それぞれ、様々なことに興味が湧くものです。
それをいい・悪いで判断すると、「好き」がわからなくなります。
小さい頃から、親や周りの人に、
- 「そんなくだらないことはするな」
- 「〇〇ばかりやるのを、いい加減にやめなさい」
- 「もっと価値のあることをやりなさい」
と言われて育つと、
- 「あれもダメなんだ。これも良くないんだ」
- 「こんな価値のないことをしても無駄なんだ」
と、自分の興味や好きなことを否定するようになります。
自分の好きなことを、
- いい・悪い
- 価値がある・価値がない
- 正しい・間違っている
- 得する・損する
- 役に立つ・役に立たない
という基準で判断すると、
- 漫画を描くのが好きだけど、下手だから価値がない
- 切手を集めるのが好きだけど、意味がないし役に立たない
- スピリチュアルが大好きだけど、怪しいと思われないように隠す
- アリを見るのが好きだけど、暗いと思われるし、時間の無駄
と、好きなことを「好き」と感じなくなります。
何でも完璧にやろうとする
最初から何でも完璧にやろうとすると、好きなことが嫌になります。
「ピアノを弾いてみたい」と興味を持ち、弾いてみたら楽しい♪
もっと上達したいと思い、完璧にやろうと必死になると、途端に嫌になるでしょう。
「お花が好き」と興味を持ち、庭に植えてみたら楽しい♪
「もっと綺麗に花を咲かせないと」「ちゃんと育てないと」「隣の庭の方がすごい」と、
完璧にやろうとしたり、人と比べたりして必死になると、楽しくなくなるでしょう。
「上手にやろう。完璧にしよう」と思った途端に、楽しくなくなります。
- 興味のあることをやってみる
- ただ楽しむ
これがとても大切です。
結果を求める
結果を求めると、好きなことでも楽しめなくなります。
かつて、イチロー選手がインタビューで語っていました。
「野球を純粋に楽しめたのは、プロ1年目までです。それ以降、野球を純粋に楽しめたという感覚はありません」
- プロ1年目に首位打者になり、それ以降ずっと結果を求められた
- 厳しい勝負の世界で、負けるわけにはいかない
結果が全ての世界では、純粋に楽しむことはできません。
好きなこと・楽しいことも、結果を求めた瞬間に、「やらなくてはいけないこと」になるので、当然楽しめなくなります。
結果を求めないと決めると、ラクに楽しめるようになります。
僕はいま、心理カウンセラーという大好きな仕事をしていますが、
- たくさんの人に集まってほしい
- たくさん儲けたい
と考えると、途端に楽しくなくなります。
なぜなら、
- 思うような結果が出なかった時に、すごく嫌な気分になる
- 目標の数字が達成できなかった時に、すごく悩むことになる
なので、そうなりかけたとしても、
- 幸せを広げるためにやっているんだ
- 自分の中にあるものを世の中に残そうと思ってやっているんだ
と自分に言い聞かせています。
最初は「好き!楽しい!」で始めたことも、いつの間にか結果を求めるようになってしまうものです。
結果を求めないと決めると、純粋に楽しめるようになります。
ドリームキラーに囲まれている
ドリームキラーは、あなたが好きなことをやろうとすると、
- 「そんなことして何になるの?」
- 「どうせうまくいかないんじゃない」
- 「そんなことより、安全な道を選ぶべき」
- 「結果を出さないと意味がないよ」
と言います。
それらの言葉に従ってしまうと、あなたの「好き」は見つかりません。
そういう人とは距離を取りましょう。
自分が自分のドリームキラーにならないようにすることも大事です。
そして、ドリームメイカーの側に身を置くことです。
僕はドリームメイカーです。
- できるよ。素晴らしいね
- こういうセンスがあるから、こう活かしたらいいよ
- こういう風にやったら、うまくいくよ
あなたを肯定し、やる気を引き出してくれるドリームメーカーと一緒にいれば、どんどん可能性が広がっていきますよ。
そうすると、自然に好きなことや本当にやりたいことがわかり、どんな未来をつくっていきたいのかが明確になります。
終わりに
好きなことがわからない5つの原因は、
- 感受性が鈍くなっている
- いい・悪いで判断する
- 何でも完璧にやろうとする
- 結果を求める
- ドリームキラーに囲まれている
あなたが自分の好きなことを楽しみながら、充実した人生を送れることを心から願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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